福岡市東区の箱崎エリアは、郷口町、社領、箱崎、筥松、馬出、原田、松島、松崎、東浜から構成されています。
地名の由来は、応神天皇が誕生した際(201年と伝えられる)に胞衣を箱に収めて埋めたことから「箱崎」と名付けられたと伝えられています。箱崎エリアは、旧官幣大社である筥崎宮が鎮座する地域としても広く知られ、歴史と文化が色濃く残る街並みが特徴です。また、1911年には現在の九州大学がこの地に設立され、学問や文化の拠点として発展してきました。
現在も比較的古い町並みが残る一方で、地下鉄やJRなどの交通インフラが整備されており、福岡市中心部へのアクセスも良好です。これにより、新たなマンションや集合住宅の開発が進み、居住エリアとしての利便性も向上しています。
特に、九州大学のキャンパスが伊都地区へ移転完了した後は、旧箱崎キャンパス跡地の再開発が注目を集めており、今後さらに発展が期待されるエリアです。歴史と新しいまちづくりが共存する箱崎エリアは、福岡市東区のなかでも魅力あふれる住宅地として注目されています。